定型にこだわらない、故人ゆかりの偲び方。
井内秀治監督お別れ会
(アニメーション監督)
- コンサートホール(東京都杉並区・荻窪駅)
- 家族、仕事仲間 150名
監督は最後までシャイな方だったから、仕事をお願いしようと電話したけれど「今はダメなんだ。」それが最後のやりとりです。だから、僕を含め業界の人は葬儀についても、監督のお墓の場所も、ほとんど知らない。
それでも多くの人の「井内監督のお別れ会をやりたい」という念願を叶えたかった。
みんな、気持ちの落ち着け場所を探していましたから、お別れ会をしたかったんです。(近藤信弘氏談)
会場に入ると、代表作「魔神英雄伝ワタル」のシンボル、創界山をイメージした大迫力の祭壇が迎えてくれました。
井内監督は創界山の麓に座り、この会に参加してくれています。
献花は薄いオレンジのスイートピー。
故人への想いをはせながら、ひとりひとり丁寧に献花がすすみます。
会場内を見わたすと、監督が愛したアニメキャラクターたちをスライドショーで見ることができます。
作品づくりにストップウォッチは欠かせません。
お酒を片手に、虹のかかった祭壇に合わせた色とりどりの食事を楽しみます。
監督は初対面の方にはシャイで人見知りをするけれど本当はお茶目でおおらかな人です、と皆さん言われます。
監督との思い出スピーチは、仕事とお酒の話。
「魔神英雄伝ワタルは、先輩と僕の最初の仕事でした。
スタッフを信用し、才能を生かし、メンバーみんなで作品作りをする人でした。」(近藤信弘氏談)
会の終わりには祭壇の前で記念撮影。
中には「創界山を持ち帰りたい」という声も。
お別れ会は井内ワールドの集大成になりました。
お客様からいただいたメッセージ
開催にあたり、気持ちだけではだめで、コストについても十分に吟味した上で、現実感の伴う規模の中で最大限アイディアを練って、故人を弔うということが大切であると感じました。
規模にとらわれず、開催することがまず大切で、参会する方々も、十分に理解してくれて、気持ちは伝わるものなのだなと感じました。
こちら側がバタバタしてしまい、むしろまとめていただいた感じがあるので大変助かりました。
今後、このような形での偲ぶ会が増えるかもしれないので、定型にこだわらない、故人ゆかりの偲び方の提案をしていただければ、わたしたちのまわりでは助かるのではないかと思いました。
Story お別れ会担当スタッフより
ご依頼人にとって監督は大切なパートナーでしたが、プライベートでも飲みに行ったりと、演出家とクリエイターとしての枠を越えたお付き合いがありました。
そんな監督を囲むように歴代の関係者が集まり、当時の思い出話に花が咲きました。
お別れ会ノート
- テーマ
- おもしろかっこいいぜ!
- キーワード
- テレビアニメ「魔神英雄伝ワタル」、創界山、龍神丸
- コンセプト
- 魔神英雄伝ワタル、ケロロ軍曹、魔動王グランゾート、ママは小学4年生、ヤマトタケル、激闘!クラッシュギアTURBO、プリティーリズムなど様々な作品に魂を入れてきた監督。特に思い入れの深い魔神英雄伝ワタルの世界観を演出。まるでアニメの中の神部界に入り込んだようなお別れ会。
- 会場
- コンサートホール(東京都杉並区・荻窪駅)
- 参加
- 家族、仕事仲間 150名
- 内容
- 献花、スライドショー上映、思い出スピーチ、インタビュー
実施後インタビュー
大切な方を偲び、思い出を語る「お別れ会/偲ぶ会」
お別れ会・偲ぶ会というと、著名人や経営者の方が行うイメージがありますが、実は最近では一般の方が行うケースも少なくありません。そんな中で「何をどのように進めたらいいのかまったく分からない…」というご相談をいただくことも増え、そのようなお客様のご要望にお応えするために、私たち「Story」はお別れ会プロデュースを行っています。
「Story」では、参加される方々にご満足いただけるお別れ会をオーダーメイドでお創りします。ご相談やお見積りは無料で行っていますので、まずはお気軽にご相談ください。
メールでも相談をお受けしています。お気軽にお問い合わせください。
お別れ会・偲ぶ会なら「Story」
会場手配、準備から当日進行まで、経験豊富なスタッフがお手伝いします。
まずはご相談ください(相談無料)
ご利用の流れ
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1. お打ち合わせ
故人への想い、ご要望などをお伺いしその内容をもとに、その人らしいお別れ会のご提案をいたします。
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2. 会場決定
お客様のご要望に合わせて会場候補をご提案いたします。
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3. 人数・日取り決定
参加人数や、集まれそうな日程を検討します。リストの作成や案内状の送付のお手伝いも可能です。
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4. コンセプト決定
故人の個性、ストーリーを表現するコンセプトをお作りし、ご提案いたします。
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5. アイデア出し、準備
コンセプトを元にご一緒にアイデアを出しながら具体的なイメージを作っていきます。
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6. お別れ会当日
当日は進行に合わせて、担当プランナーがサポートします。
私たちの想い
故人を想う人が、故人との思い出を
自由に表現する場をつくる。
それがわたしたちが考える
新しいお別れのカタチ、”Story”です。
私たちは長年にわたり供養という業界から、お別れのカタチを見て考えてきました。自分たちにふさわしいやり方で故人と向きあい、思い出を分かち合う場こそが、わたしたちが考える新しいお別れのカタチです。
自分たちの心と故人のStoryが交わることで故人との関係は途切れること無く継続していってほしい、そんな思いから"Story"と名付けました。
世界で一つだけの "Story" を一緒につくりませんか?