東京でのお別れ会について解説!
お別れ会とは、故人や喪主と縁のある人たちが集まり故人を偲ぶ会です。テレビでもよく観ることがある著名人のお別れ会では、有名人が弔辞を読む姿や、ファンがかけつけ何時間も献花を待つ様子などが映されていると思います。
しかし、最近では一般の方が小規模なお別れ会を開催される機会が増えています。友人主催や家族主催で葬儀に来られなかった方を中心に招待し、宗教色のない自由なスタイルで故人を偲ぶことができます。涙を流す葬儀と異なり、お別れ会は四十九日が過ぎてから、または数年後、数十年後に開催されることもあり、笑顔の多い明るく和やかな雰囲気が特徴です。
お別れ会開催のポイントや東京のおすすめ会場などをご紹介いたします。
目次
お別れ会って何?
枠に縛られない新たな葬儀のカタチ
お別れ会というと著名人のイメージが強く、大きな花祭壇の前の献花台があり、故人を偲ぶ著名人やファンが献花する様子を思い浮かべるか方も多いでしょう。
しかし、家族葬の葬儀が主流になったことや、コロナ禍の葬儀で友人知人を呼ぶことが出来なかったなどを理由に、最近は一般の方でもお別れ会をされる方が増えています。家族だけで葬儀を執り行った後に、日を改めて、友人知人をはじめ故人に縁のある方が集まってお別れ会を開催します。
お別れ会のスタイルの多くは宗教色がなく、枠にとらわれない内容が特徴です。ホテルやレストランなど開催場所も様々です。
お別れ会では何をする?
お別れ会は故人を偲ぶ会として開催されます。基本的に形式や決まり事はなく、自由なスタイルで行われます。開催時期や開催場所もそれぞれ異なります。セレモニー形式とパーティー形式でスタイルは異なります。
お別れ会では、写真のスライドや映像を流し、故人との思い出を振り返ることが多いです。会場内に故人の趣味のものを展示したり、友人たちが音楽を演奏したりなどの演出をされる方もいます。会費制で会食の場を設けるなど、明るい雰囲気のもと行われています。
会社単位なら「社葬」に
著名人のお別れ会のように法人主催のお別れ会が大規模で開催されることも多いです。例えば、会社の創設者や社長が亡くなった際に、親族の集まる葬儀とは別で社員が集まる会となりますが、一般的には読経や焼香などを行う場合は社葬と呼び、宗教儀礼にとらわれない自由なスタイルで行う場合はお別れの会と呼ぶことが多いようです。
社葬では主に、創業経緯や経営者の想いを社員へ継承していきたいなどの想いも込められています。
お別れ会の注意点
・喪主へのあいさつ
お別れ会の当日は喪主に挨拶することを忘れてはいけません。お別れ会でも「このたびはご愁傷さまでございます」という挨拶は問題ありません。しかし、葬儀から日にちが経っている場合は「お招きいただきありがとうございます」といった挨拶にしましょう。
式典のマナー
・特定の宗教形式
宗教儀礼を含む場合は、セレモニー形式の式典として告別式に近い形態で行われます。花祭壇や遺影を飾り、発起人の挨拶、故人の経歴紹介、参列者の弔辞、焼香や献花などを行います。
・無宗教形式
宗教的な儀礼にこだわらず、自由なスタイルで行われる場合は、会食を含むパーティー形式のお別れ会が多いです。香典ではなく、会費制を取り入れることがほとんどです。
服装はどうしたらいい?
お別れ会は指定がなければブラックフォーマルで参列するのがマナーです。平服の指定がある場合は、喪服や礼服よりもカジュアルなスタイルを選んでもよいでしょう。
しかし、華美なアクセサリーや色味は控えましょう。服装に迷われた場合は、主催者に確認してみるとよいでしょう。
お別れ会の開催場所
東京でおすすめの会場
開催場所は参加人数とエリアに合わせて探しましょう。東京の華やかなホテルで会食を楽しみながら大きなスクリーンに映像を流すなど、ホテルならではの豪華な演出や、音楽演奏のできる会場など様々です。どのようなスタイルのお別れ会を開催したいのかを想定して検討しましょう。
<東京のホテル>
・帝国ホテル 千代田区
各国の賓客を招いた晩餐会や、国際会議のお手伝いを数多く行なってきた帝国ホテルならではのサービスで、厳粛かつ心温まるお別れの会を実現。1,000名以上の大規模社葬も可能。
・リーガロイヤルホテル東京 新宿区
早稲田の杜の『ホーム』ホテルを目指し、ご家族・ご友人様との時間を愉しまれる方々、東京に拠点を持つ企業の方々、その全ての方々が大切なお客様。毎日にちょっとした贅沢、デイリープレミアムを提供。300名以上対応可。
<東京のレストラン>
・センチュリーコート丸の内
フレンチレストラン、和食、バーラウンジ、会員制クラブ等複数の施設を備える”クラブレストラン”。明治生命館竣工(昭和9年)当時の大理石の壁や柱が残る空間が特徴。8名~120名まで対応可能。
ホテル・レストラン以外の選択肢
故人の思い出の場所や好きだった場所でお別れ会を開催されるケースもあります。例えば、古民家、公会堂、競技場、野外、海辺などでもお別れ会は開催できます。
小規模なら自宅も
参加人数が少数の場合は、自宅でお別れ会を開催される方もいます。アットホームな雰囲気で手料理を振る舞い、故人を偲ぶこともできます。
葬儀社選びのポイント
明確な費用とプラン
・基本料金のみの記載には注意
お別れ会の費用は会場、参加規模、日にち、機材の使用、会食の内容などによって大きく異なります。必ず見積りをとるようにしましょう。
スタッフの対応
・契約を焦らさない
相談から見積もりまでされるケースが多いと思いますが、お別れ会は余裕をもって準備されるため、すぐに契約せずに他社と比較するなど、十分に時間をかけられるとよいでしょう。不安な場合は一度持ち帰るなどして、冷静に判断しましょう。
・費用に捉われない対応
費用が低いから内容がよくない、想いに応えてもらえないなど、費用に応じて対応を変える施工会社は気を付けましょう。
複数の会社で見積もりを取る
見積は複数の会社で取ることをおすすめいたします。値段や提案されたサービス内容、スタッフの対応などを総合的に判断されるとよいでしょう。会社のホームページのお別れ会事例を検索して、実績があるかどうか、利用者の感想や当日のレポートなどもチェックしておくと安心です。
生前に施行会社選びがおすすめ
葬儀を担当した会社にお別れ会を依頼することもあります。葬儀の際に良い対応をしてもらえた、担当者との相性がよかった、希望通りの葬儀を執り行うことができたなど、満足度の高い葬儀を行ってもらえた葬儀社であれば、お別れ会の相談もしやすいでしょう。葬儀の際にきちんと葬儀社選びができていれば、その後の法要やお別れ会もスムーズに進むでしょう。
そのためには、もしもの時に備えて生前から施行会社や葬儀社を調べておくことや、相談会などに足を運ぶことが大切です。
満足感満載ハウスボートクラブの「お別れ会」
最適かつご希望に沿ったプランニング
数々のお別れ会をお手伝いしているStory(ストーリー)では、お見積りを明確にお伝えしたうえで、その人らしいお別れ会・偲ぶ会をオーダーメイドでお創りいたします。どのような会にしたいのか、どのような思いを伝えたいのかをお伺いして、一つずつかたちにしていくお手伝いをいたします。
Storyのお別れ会は「~しなければいけない」のルールは全くありません。まずは大切な方への想いだけを持ってきてください。
実績多数 安心の代行業者
専任のプロデューサーがついてお別れ会をトータルでサポートいたします。開催場所は、東京、埼玉、神奈川、千葉、大阪、京都、愛知など全国で行っています。参加人数が読みにくいお別れ会で当日混乱しないように、経験豊富なスタッフが場所や飲食の量、会場レイアウトや献花などの誘導方法について、ホテルやレストランと交渉しながら手配いたします。
長年教員を務めた先生のために教え子たちが集まり想いを語り合ったお別れ会、音楽を愛した夫のためにご友人が素敵な演奏と思い出話がリレー形式で語られたお別れ会など、担当したお別れ会を事例として一部掲載させていただいています。
満足できるお別れの時間をプロデュース
大切な人とのお別れの時間は人生において、とても大切な時間です。お別れ会には、お葬式には足りなかったものがあると思っています。ご縁のあった人たちと「つながり」を共有する時間が必要ではないだろうかと思い、創りあげたサービスが「Story」です。
よく生きた人間には、かならず印象深いストーリー(物語)があります。生きざまと出会い、愛した人たちと、ともに語らう。そして、お別れを、ひとりひとりの未来を照らす灯りに変える。そんなバトンタッチこそ、残された人間にとって大切な癒しや希望になるのではないでしょうか。
Storyでは、世界に一つしかない想いを大切に、かけがえのない時間をプロデュースいたします。
まとめ
著名人に限らず一般の方がお別れ会を開催するようになり、より自由なお別れのカタチが求められています。葬儀は親族のみの家族葬で執り行い、お別れ会は知人友人を中心に開催するなど、新たなお別れのスタイルが増えています。
お別れ会はホテルやレストランだけでなく、思い出の場所でも開催できます。それぞれが感謝の言葉を伝えたり、故人と縁のある人たちで写真撮影をしたり、演奏したり、食事を楽しむなど、形式に捉われない自由なスタイルで故人を偲ぶことができます。
Storyでは、いままでお手伝いさせていただいたお別れ会を事例としてご紹介しています。ぜひ、お別れ会の参考にされてみてはいかがでしょうか。
NHK「おはよう日本」でStoryが紹介されました