大阪のお別れ会開催について徹底解説!
葬儀の後に改めて開催されるお別れ会は十分に時間をかけて準備をしていきます。著名人の場合は葬儀の後に早いタイミングで、葬儀には参加することができなかったファンの方に向けて開催される場合もあります。
盛大なイメージのあるお別れ会ですが、最近では一般の方もお別れ会を開催されるケース増えています。家族葬により参列できなかった友人たちや故人と縁のある方々が集まりアットホームな空間になります。宗教色のないお別れ会は形式に捉われず、自由なスタイルで開催することができるため多様性に富んでいます。故人らしさを尊重したオリジナルのお別れ会を開催されてみてはいかがでしょうか。
お別れ会の流れや注意すべきポイント、大阪のおすすめ会場などをご紹介いたします。
目次
お別れ会って何?
枠に縛られない新たな葬儀のカタチ
・自由なプログラム作り
お別れ会は葬儀とは違い、故人らしさや尊重した無宗教形式で行われることがほとんどです。会費制のものもあれば、セレモニー形式や法人による社葬など、多様な形式があります。お別れ会の内容に決まったルールはなく、様々なスタイルで行われるため自由度の高さが特徴です。
コンサートホールで開催された著名なクリエイターさんのお別れ会では、作品に出てくるキャラクターが描かれた祭壇に遺影が飾られ、参会者のみなさんから先生へのメッセージパネルが飾れ、貴重な原画が多数展示されました。参列者は故人への想いを馳せながら語らい、展示会のような空間で故人を偲びました。
カフェレストランで開催された一般の方のお別れ会では、ご遺族が主催者となり故人の学生時代の友人たちが集まりました。祭壇には故人が生前愛用されたアクセサリーや学生時代の洋服、部活のユニフォームなどが飾られ、友人たちが献花されました。会食はカフェのアフタヌーンティーが振舞われ、アットホームな空間で故人を偲びました。
お別れ会では何をする?
お別れ会は故人を偲ぶ会として開催されます。基本的に形式や決まり事はなく、自由なスタイルで行われます。開催時期や開催場所もそれぞれ異なります。セレモニー形式とパーティー形式でスタイルは異なります。
お別れ会では、写真のスライドや映像を流し、故人との思い出を振り返ることが多いです。会場内に故人の趣味のものを展示したり、友人たちが音楽を演奏したりなどの演出をされる方もいます。会費制で会食の場を設けるなど、明るい雰囲気のもと行われています。
お別れ会の流れ
お別れ会の流れ<例>
- 参会者入場
- 開会の辞
- 故人の紹介(写真やスライドを使って演出も可能)
- 黙祷(または献花)
- 献杯・会食
- 閉式の辞
- 写真撮影
- お見送り(解散)
お別れ会はスタイルによって流れも異なります。カジュアルなスタイルの場合は、一般的な内容に加えて思い出写真のスライドや友人からのお別れの言葉、献奏の時間や歓談の時間を長くとることもあります。
代表者ご挨拶
お越しいただいた方、お別れ会開催にあたり準備を協力していただいた方へ感謝の気持ちを伝えます。簡単な自己紹介と故人の命日、開催に至る経緯を伝えて開会します。
参加者の故人への献花
献花は以下の手順で通り行います。
- お別れの会の係員からお花を受け取ります。受け取る際、左手で茎の根本の部分を上から優しく持ち、右手を花の下に添えましょう。受け取ったら、花は胸の高さに合わせます。
- ご遺族席がある場合は、祭壇の前に立つ前にそちらに向かって一礼します。それから祭壇まで進み、祭壇の前で一礼しましょう。
- 祭壇前で一礼したら持っている花を時計回りに回転させて、花の部分を自分側、茎の部分を祭壇側に向け、献花台にお供えします。
- 花を回転させるとき、左手は花の根本を持つ位置から、茎の中央を下から支える場所に移動させましょう。両手で下から支える形にして、献花台に置きます。
- 花を献花台に置いたら黙祷を行い、その後、後ろに下がって祭壇に一礼します。ご遺族席がある場合は、祭壇に礼をした後、体を向けて改めて一礼しましょう。
- 自分の席に戻ります。
会食パーティー
献花の後に会食がスタートします。会食はビュッフェスタイルやコースなど異なります。会食中に弔辞が読まれる場合もあります。
お別れ会の注意点
必ずやるべきこと
・喪主と参加者のあいさつ
喪主…参加者への挨拶は開会と閉会の際に行います。参会者への感謝の言葉、故人との生前の思い出などを述べるのが一般的です。
参加者…故人へのお別れの挨拶は、参会者である友人・知人の代表者が行います。故人への呼びかけに始まり、友人を失ったことへの悲しみ、故人との生前の関係や友情について述べ、最後に鎮魂の言葉やお別れの言葉を述べて終えるのが通例です。
献杯の挨拶…故人ととくに親しかった場合は、喪主(施主)から献杯の発声を頼まれることもあります。その際は断らずに引き受けましょう。献杯の前に、自己紹介として故人との関係を話した後に、故人との思い出などを語るといいでしょう。挨拶の後に、「献杯」とグラスを掲げます。乾杯ではないのでグラスを持ち上げるだけに留めておきましょう。
・服装
指定がなければブラックフォーマルで問題ありません。葬儀と一緒に行われる場合には、葬儀と同じ喪服で参列します。平服と書かれている場合は、喪服や礼服ではない服装が適切です。
平服の場合、男性はカジュアルにジャケットやノーネクタイでも問題ありません。女性は派手なアクセサリーや柄ものは避け、落ち着いた色のワンピースやスーツ、ダーク系の靴を履きましょう。
式典のマナー
・特定の宗教形式
宗教儀礼を含む場合は、セレモニー形式の式典として告別式に近い形態で行われます。花祭壇や遺影を飾り、発起人の挨拶、故人の経歴紹介、参列者の弔辞、焼香や献花などを行います。
・無宗教形式
宗教的な儀礼にこだわらず、自由なスタイルで行われる場合は、会食を含むパーティー形式のお別れ会が多いです。香典ではなく、会費制を取り入れることがほとんどです。
代行業者の利用も
お別れ会の準備にあたり、招待状のリスト作りや招待状の文面作成、発送などは代行業者に任せることも可能です。負担が多い場合は無理せず相談してみましょう。
お別れ会の開催場所
大阪でおすすめの会場
<大阪のホテル>
・ホテルニューオータニ大阪 大阪市
大阪城の隣に位置し、2022年のリニューアルした西日本最大級の宴会場を持つラジュグアリーホテル。100名以上対応可。
・スイスホテル南海大阪 大阪市
南海電鉄なんば駅の真上で、難波では唯一のラグジュアリーホテル。関西国際空港にも直結し、遠方からのアクセスも良好。100名以上対応可。
・シェラトン都ホテル大阪 大阪市
歴史と文化の発祥地、大阪の高台上町台地にそびえるホテル。近鉄大阪上本町駅ターミナル直結、関西国際空港、大阪(伊丹)国際空港行の直通バスも運行の良好アクセス。100名以上対応可。
大規模会場以外の選択肢
ホテルや斎場などの大規模会場以外に、古民家、公会堂、競技場、野外、海辺などでもお別れ会は開催できます。参加人数や内容に合わせて選択しましょう。故人の思い出の場所や好きだった場所でお別れ会を開催されるケースもあります。
小規模ならレストランなどもおすすめ
数十名など小規模なお別れ会の場合は少人数に適したホテルの会場でも可能ですが、レストランなどを貸切るものいいでしょう。アットホームな空間で食事をメインに団欒を楽しみながら故人を偲ぶこともできます。レストランにピアノが設置されている場合は仲間で音楽や歌を楽しみながら偲ぶことができます。故人の好きだったレストランや好きな料理に囲まれ自由度の高いお別れ会ができるでしょう。
葬儀社選びのポイント
明確な費用とプラン
・基本料金のみの記載には注意
お別れ会の費用は会場、参加規模、日にち、機材の使用、会食の内容などによって大きく異なります。基本料金のみの記載には十分注意しましょう。
葬儀スタッフの対応
・契約を焦らさない
相談から見積もりまでされるケースが多いと思いますが、お別れ会は余裕をもって準備されるため、すぐに契約せずに他社と比較するなど、十分に時間をかけられるとよいでしょう。不安な場合は一度持ち帰るなどして、冷静に判断しましょう。
・費用に捉われない対応
費用が低いから内容がよくない、想いに応えてもらえないなど、費用に応じて対応を変える葬儀社には気を付けましょう。
複数の会社で見積もりを取る
見積は複数の会社で取ることをおすすめいたします。値段や提案されたサービス内容、スタッフの対応などを総合的に判断されるとよいでしょう。会社のホームページのお別れ会事例を検索して、実績があるかどうか、利用者の感想や当日のレポートなどもチェックしておくと安心です。
生前の葬儀社選びがおすすめ
葬儀を担当した会社にお別れ会を依頼することもあります。葬儀の際に良い対応をしてもらえた、担当者との相性がよかった、希望通りの葬儀を執り行うことができたなど、満足度の高い葬儀を行ってもらえた葬儀社であれば、お別れ会の相談もしやすいでしょう。
葬儀の際にきちんと葬儀社選びができていれば、その後の法要やお別れ会もスムーズに進むでしょう。そのためには、もしもの時に備えて生前から葬儀社を調べておくことや、相談会などに足を運ぶことが大切です。
満足感満載ハウスボードクラブの「お別れ会」
最適かつご希望に沿ったプランニング
数々のお別れ会をお手伝いしているStory(ストーリー)では、お見積りを明確にお伝えしたうえで、その人らしいお別れ会・偲ぶ会をオーダーメイドでお創りいたします。どのような会にしたいのか、どのような思いを伝えたいのかをお伺いして、一つずつかたちにしていくお手伝いをいたします。
Storyのお別れ会は「~しなければいけない」のルールは全くありません。まずは大切な方への想いだけを持ってきてください。
実績多数 安心の代行業者
専任のプロデューサーがついてお別れ会をトータルでサポートいたします。開催場所は、東京、埼玉、神奈川、千葉、大阪、京都、愛知など全国で行っています。参加人数が読みにくいお別れ会で当日混乱しないように、経験豊富なスタッフが場所や飲食の量、会場レイアウトや献花などの誘導方法について、ホテルやレストランと交渉しながら手配いたします。
長年教員を務めた先生のために教え子たちが集まり想いを語り合ったお別れ会、音楽を愛した夫のためにご友人が素敵な演奏と思い出話がリレー形式で語られたお別れ会など、担当したお別れ会を事例として一部掲載させていただいています。
満足できるお別れの時間をプロデュース
大切な人とのお別れの時間は人生において、とても大切な時間です。お別れ会には、お葬式には足りなかったものがあると思っています。ご縁のあった人たちと「つながり」を共有する時間が必要ではないだろうかと思い、創りあげたサービスが「Story」です。
よく生きた人間には、かならず印象深いストーリー(物語)があります。生きざまと出会い、愛した人たちと、ともに語らう。そして、お別れを、ひとりひとりの未来を照らす灯りに変える。そんなバトンタッチこそ、残された人間にとって大切な癒しや希望になるのではないでしょうか。
Storyでは、世界に一つしかない想いを大切に、かけがえのない時間をプロデュースいたします。
まとめ
お別れ会のイメージは著名人が開催する大規模なものや華やかなものが多いかもしれませんが、最近では一般の方の小規模なものからカジュアルなスタイルまで様々です。内容もお別れ会の場合は決まりがないため、自由なカタチで想いを表現することができます。
故人と縁のある大切な方と故人の大好きだったものに囲まれた空間で、故人に想いを馳せる時間は供養であり、残された人の心の整理にも繋がります。これからを生きていくうえで、大切な時間となるでしょう。葬儀と異なり時間をかけて準備をしていくお別れ会だからこそできるものを、思い思いのカタチで開催されてみてはいかがでしょうか。
NHK「おはよう日本」でStoryが紹介されました