ファンや一般人でも参列可能なケースは多い
タレントなど芸能人のお別れ会は葬儀後の約1〜2カ月後に行われるのが一般的です。
しかしタレントや芸能人のお別れ会の場合、「ファンなど一般人が参列して良いのだろうか」と疑問を持つ方も少なくないでしょう。
芸能人のお別れ会で、一般の方でも参列ができる場合には、公式サイトや各種新聞などで一般向けに告知されます。そのため、まずはお別れ会の案内が告知されているか確認しましょう。
実際のところ、芸能人のお別れ会にはファンでも参列可能なケースが多くあります。これは葬儀の後に、関係者、教え子など親族以外の人に向けて開くという意味があるため、その中に当人のファンも含まれるためです。
もし大好きなアーティストや俳優などが亡くなった際、お別れ会が開かれるという場合には、きちんとマナーを守った上で参列しましょう。
参列の前に、きちんとお知らせを確認
タレントや芸能人のお別れ会に参列するときには、葬儀と同様にさまざまなマナーに注意する必要があります。
芸能人のお別れ会が開催され、かつ一般の方でも参列ができる場合、公式サイト等で参列者向けのお知らせが掲出されるはずですので、その内容を必ず確認しましょう。
お知らせの中で参列にあたっての注意事項など具体的な案内がない場合、例えば服装については、必ずしも喪服で参列する必要はありません。ただし、故人を偲ぶ会場にて極端に派手な服装は避けたほうが無難です。
基本的に「平服」で参列できるとしても、黒などの控えめな色合いやデザインの服装を選ぶことが大切です。
また、タレントや芸能人のお別れ会では、一般人が開催するものとは違い不特定多数の人が参列するため、香典は特に用意する必要はありません。供花については会場に献花台が用意されていることがありますので、事前にお知らせの内容などを確認した上で、必要に応じて持参しましょう。
タレントや芸能人、有名人のお別れ会の例
具体的なタレントや芸能人のお別れ会を見てみると、例えば2015年に亡くなった漫画家の水木しげるさんのお別れ会では、青山葬儀所(東京都港区)にてファンや著名人約8,000人の方々が参列したことが大きなニュースとなりました。会場には献花台も用意され、大勢のファンが水木しげるさんとの最後の別れを惜しみました。
また、2017年に亡くなった俳優の松方弘樹さんのお別れ会は、東京プリンスホテルにて約800人が参列しました。松方さんの場合、ホテルにてお別れ会が開かれましたが、ファンも自由に参列しています。
このようにタレントや芸能人のお別れ会では、ファンならば誰でも参加できるセレモニーとなっている場合が多いです。きちんとお別れを伝えたいと思う方はぜひ参列してみましょう。
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NHK「おはよう日本」でStoryが紹介されました
