社葬に必要な看板の種類と書き方とは?設置場所や費用について解説

社葬は企業が主体となって執り行う大規模な儀式です。数百人から数千人という多くの参列者が訪れるため、会場内外の看板は参列者をスムーズに案内するために重要な役割を果たします。この記事では、社葬で使用される看板の種類や設置場所、記載内容と書き方、さらに制作依頼の方法や費用相場についてわかりやすく解説します。

社葬における看板の役割

社葬は、社内外に故人の功績を称え、故人の会社に対する想いを引き継いでいく意思をアピールする場でもあります。また、代表者が亡くなった場合は、後継者が取引先や社員など、関係者に対して事業の承継を宣言するという意味ももつことになります。

社葬は一般的な葬儀よりも大規模になります。参列者の人数も多く、数百人から千人規模で行われる場合もあるため、参列者をスムーズに誘導するための看板はとても重要です。

案内看板をわかりやすい場所に設置して、参列者が迷わないようにしたり、式次第を看板に掲示しておくことで、式の順序や流れを関係者に明確に伝えることができます。

社葬で使われる看板は、式全体の運営をスムーズにし、遺族や会社関係者の負担を減らす役割があるのです。

社葬で使用される看板の種類

社葬では、規模に応じて複数の看板を用意します。ここでは代表的な看板を紹介します。

会場入口看板(大型看板)

社葬会場の入口に設置される最も目立つ看板です。

「株式会社〇〇 社葬 故 △△ △△様」といった形で、会社名や肩書、故人の氏名を正式に記載します。規模の大きな社葬では建物の外に大きく掲げられることが多く、参列者にとっては会場を特定するための目印となります。

案内看板

受付や控室、式場内への動線を示すための看板です。参列者がスムーズに会場内を移動できるよう、要所ごとに設置されます。たとえば「受付はこちら」「弔電受付」「遺族控室」など、目的ごとにわかりやすく表示することが重要です。

式次第看板

式次第看板は「開式」「弔辞」「献花」「閉式」などの式の進行内容を一目で確認できるように掲示します。式次第を掲示することで参加者全員が進行を理解しやすくなり、混乱防止にもつながります。

弔辞奉呈者看板

弔辞を述べる方の氏名や肩書を記載した看板です。政財界や取引先の代表者など、複数の来賓が弔辞を行う場合が多いため、その順番や登壇者を明示することで、失礼のない進行を支えます。

供花・供物看板

供花や供物を贈った会社や団体の名称を掲示する看板です。

「株式会社〇〇 代表取締役 △△ △△様」といった形式で、贈り主の正式名称を明記します。供花の並び方と同様、看板も整然と掲示することで、故人や企業に寄せられた敬意が一目で伝わります。

 

看板に記載する内容と書き方のマナー

社葬における看板は、たくさんの関係者の目に触れるものであり、書き方や表記に誤りがあると企業の信用を損なってしまうというリスクもあります。そのため、正確で格式を保った記載が求められます。ここでは基本的な内容とマナーを整理します。

 

氏名・役職を正確に記載

氏名・役職は、必ず間違いのないように記載しなければなりません。誤記は大きな失礼にあたるため、必ず複数人で校正を行うのが望ましいでしょう。

略称や旧表記は避け、正式な漢字、読み方を確認しましょう。肩書や役職等は変更になる可能性もあるため、必ず最新の情報を確認しておくように心がけましょう。

 

「様」をつける

社葬の看板では、参列者や供花の贈り主の名前に「様」を付けるのが基本です。敬称を省略したり、肩書と重複して二重敬語にならないように注意が必要です。たとえば「株式会社〇〇 代表取締役社長 △△ △△様」といった形が正しい表記です。

 

会社名・団体名を正式表記

供花・供物看板や案内看板に記載する会社名・団体名は、省略せずに正式表記を用います。特に株式会社・有限会社・医療法人などの法人格は必ず記載し、取引先や関係団体に対する礼を尽くすことが重要です。

 

デザインは白黒基調でシンプルに

社葬の看板は、派手な装飾を避け、白と黒を基調とした落ち着いたデザインに仕上げるのが一般的です。文字は楷書体やゴシック体で読みやすく仕上げ、装飾よりも厳粛さや格調を重視することで、参列者に企業の厳格な姿勢や信頼感を与えることができます。

社葬の看板と個人葬の看板の違い

看板は社葬と個人葬では役割や規模、デザインに大きな違いがあります。社葬には社葬ならではの看板の役割があります。個人葬との違いについて説明します。

 

規模の違い

個人葬は遺族や親族、友人だけで少人数で行われることが多いため、参列者は数十名から百名程です。そのため看板の数も最小限なものだけで問題ありません。一方、社葬は取引先や関係団体、従業員など数百〜数千人が参列するため、入口から会場内の動線に至るまで多くの看板が必要になります。

 

記載内容の違い

個人葬の入口看板には「故 〇〇 〇〇儀 葬儀式場」といったシンプルな表記が一般的です。

対して社葬では参列者が広範囲に及ぶため、故人がどのような立場の人物であったかを明示するために「株式会社〇〇 社葬  故〇〇 〇〇様」のように、会社名や肩書を正式に明記します。

 

式次第や弔辞看板の有無

個人葬の進行は、比較的シンプルです。式次第や弔辞奉呈者の看板を必要としないのが一般的です。一方で社葬の場合は、複数の来賓が弔辞を述べるなど進行が複雑になることが多いため、プログラムや登壇者を示す看板が必要となります。

デザイン・規模感

個人葬の看板は白木のシンプルなものが多く、家庭的で落ち着いた雰囲気を重視します。一方、社葬ではホテルや大規模ホールを使用することが多く、会場に合わせて大型で高級感のあるデザインの看板が採用されます。

このように、社葬の看板は規模・記載内容・デザインのすべてにおいて個人葬と大きく異なります。単なる案内表示ではなく、企業としての信頼や格式を示す役割を果たします。

看板制作・依頼方法と費用相場

社葬の看板の制作方法としては、大きく分けて「葬儀社に一括して依頼する場合」と「看板制作の専門業者に依頼する場合」があります。

 

葬儀社に依頼する場合

多くの葬儀社では社葬プランの中に看板制作が含まれており、式場の設営と合わせて一括で手配できます。窓口が一本化されるため、依頼者の手間が少なく、短期間でスムーズに準備できるのがメリットです。ただし、デザインやサイズの自由度はやや限定されることがあります。

 

専門業者に依頼する場合

特別デザインの看板や、大規模会場で目立つ看板を制作したい場合は、看板制作専門業者への依頼も選択肢となります。ロゴや企業カラーを取り入れたデザイン、大型パネルの作成など、自由度の高い対応が可能です。費用は葬儀社経由よりも高めになる場合がありますが、社葬の格式を重視したい場面では検討する価値があります。

 

費用相場の目安

看板の種類やサイズによって費用は異なりますが、一般的な相場は以下の通りです。

  • 会場入口の大型看板:3万円〜8万円程度
  • 案内看板(中型):1万円〜3万円程度/枚
  • 式次第看板:2万円〜5万円程度
  • 弔辞奉呈者看板:1万円〜3万円程度
  • 供花・供物看板:数千円〜1万円程度/枚

社葬で必要な看板を全てそろえるとなると、合計で10万円〜30万円前後が目安になります。会場規模が大きく、案内板を多く設置する場合にはさらに費用がかかることもあります。依頼先の特徴や予算を踏まえて、自社にふさわしい形で準備することが大切です。

まとめ

社葬の看板は、参列者を会場内でスムーズに誘導する役割や、式の進行を円滑にする役割があり、企業の格式や姿勢を示す重要な存在です。社葬を円滑に格式高く執り行うためには、予算に合わせながら看板の準備を計画的に進めることが重要です。

NHK「おはよう日本」でStoryが紹介されました

無料進呈中 グリーフケア小冊子「グリーフケア 大切な人を亡くしたあなたへ」

大切な方を偲び、思い出を語る「お別れ会/偲ぶ会」

お別れ会・偲ぶ会というと、著名人や経営者の方が行うイメージがありますが、実は最近では一般の方が行うケースも少なくありません。そんな中で「何をどのように進めたらいいのかまったく分からない…」というご相談をいただくことも増え、そのようなお客様のご要望にお応えするために、私たち「Story」はお別れ会プロデュースを行っています。

「Story」では、参加される方々にご満足いただけるお別れ会をオーダーメイドでお創りします。ご相談やお見積りは無料で行っていますので、まずはお気軽にご相談ください。

お別れ会・偲ぶ会のご相談を承ります
お気軽にお問い合わせください

お別れ会の相談をする

受付時間 9:00~18:00 相談無料
ビデオ通話も受け付けております


Storyのお別れ会事例

その他の非公開事例も多くあります。お手軽なものから大々的なものまで
「こんなお別れ会できるの?」とお気軽にお問い合わせください。


お客様の声・インタビュー


お別れ会ができる会場

Storyのお別れ会は、場所ありきで企画を決めるものではありません。
主催者の方の意見をお伺いして、企画の内容に沿った会場を探すところからお手伝いをいたします。


新着記事/お別れ会ガイド

お別れ会に、あの人らしさを

お別れ会の相談をする

故人を想う人が、故人との思い出を自由に表現する場をつくる。
それがわたしたちが考える新しいお別れのカタチ、"Story"です。

私たちは長年にわたり供養という業界から、お別れのカタチを見て考えてきました。
自分たちにふさわしいやり方で故人と向きあい、思い出を分かち合う場こそが、
わたしたちが考える新しいお別れのカタチです。

自分たちの心と故人のStoryが交わることで
故人との関係は途切れること無く継続していってほしい、
そんな思いから"Story"と名付けました。

世界で一つだけの "Story" を一緒につくりませんか?

お問い合わせはこちら