創立50年を迎えた会社の創業者を見送る明るいお別れパーティー
小田急ホテルセンチュリーサザンタワー(東京・新宿)
家族、社員、仕事関係 42名
故人の想い出を偲ぶお別れ会。このお別れ会、偲ぶ会が今、さらに新しい形に進化しようとしています。
お別れ会というのは、宗教的な儀式というより、故人を追悼するということに重きが置かれた式のことを言います。偲ぶ会などという名称で呼ばれることもあります。
故人と親しかった人たちが集まって、生前の想い出を語らいながら最後のお別れをする温かい場。
式の内容も、例えば焼香の代わりに献花を行い、祭壇には花と遺影を飾り、音楽を流すというように、従来のお葬式と比べ自由度は高いものでした。また、会場も自宅や葬儀会館だけでなく、ホテルで行うというケースもあり、新しいお別れの形として話題になりました。
しかし、家族葬など、宗教的な儀礼を伴うお葬式でも、祭壇の形やメモリアルコーナー、音楽の生演奏など、故人の人柄を偲び、遺族の希望に合わせた内容で執り行われることが一般化するにつれて、お別れ会の意味合いも少しずつ変化しているようです。
「お別れ会」、または「お別れの会」というと、著名人のお葬式を連想しませんか?
今、「お別れ会」と言うと、ホテルなどの会場で行う社葬や、芸能人、著名人の本葬という意味で用いられるケースがほとんどではないでしょうか。
この場合、通常、ご家族で葬儀を執り行ってから、後日、改めて取引先の企業や関係者、そしてファンの方々など、仕事上でのお付き合いのあった方々とお別れをする場としてのお別れ会・偲ぶ会となります。
会場は大規模なお葬式を行える場所。大きなホールのある専門葬儀式場、名刹(めいさつ)と呼ばれる由緒ある名高いお寺、そしてホテルの宴会場などが一般的です。また、学校の体育館など故人とゆかりのある場所で営まれることもあります。
ちなみに、「社葬」「お別れ会」など名称に特に厳密な決まりはありません。施主が遺族ではなく企業や団体などの場合を大きく「社葬」といい、そのくくりの中で、故人のイメージや施主の希望に合わせて「社葬」や「お別れ会」というふうに会の名称が決められるのが一般的です。
お葬式の形が大きく変わる中で、お別れ会・偲ぶ会のイメージもさらに変わっています。
これまでは、どちらかというと敷居が高く、一般的にはなかなかできなかったお別れ会を、開いてみたいという希望を耳にするようになりました。
通常のお葬式では表しきれない故人の生き様を、お別れ会という形で偲ぼうという希望です。故人のための、オーダーメイドのお葬式という感じでしょうか?
また、一度は直葬などを執り行った後に、改めて故人とのお別れをする、ということもあります。
時期もいろいろで、お葬式の代わりにお別れ会・偲ぶ会を開くこともあれば、お墓への納骨の時にあわせてということもあります。中には、十年以上前に亡くなった故人を偲ぶ会を開きたいということもあります。
こうしたお別れ会を開催したいという希望を受け、実現をサポートするため、鎌倉新書が新たにはじめたのが“Story”です。
お別れ会・偲ぶ会を形にするお手伝いをするサービスで、会場選定から、演出まで専任のプロデューサーがトータルでサポート。
「理想のお別れ会」をかたちにするため、ご希望に合わせたオーダーメイドのお別れ会・偲ぶ会を実現します。
「野球が大好きだった故人のために、ファイナルゲームをしたい」「絵が好きだった故人の展覧会を開きたい」「故人ともう一回、旅行に行きたい」など、いろんなアイデアにお応えします。
ご遺族だけでなく、お看取りをされた方も一緒にお別れをする、そんなお別れ会もあります。
お別れ会のプランニングは、お葬式の専門家を育成する専門学校、駿台トラベル&ホテル専門学校 葬祭マネジメント学科の授業でも行われています。
今期の授業では、“Story”の「理想のお別れ会」をもとに、未来の葬祭業界を担う学生さんたちに、いろいろなアイデアを出していただきました。
鎌倉新書の担当者がお別れ会について説明したのち、いくつかのグループに分かれて「理想のお別れ会」について考えていただきましたが、どれもお客様の気持ちに寄り添ったかたちの提案です。
斬新なアイデアだけでなくイラストでイメージを表していたり、金額まで細かく算出していたグループもあり、すぐにでも実現できそうなアイデアもあります。
最後の発表では、全員が前に出て思い思いに語りました。その中で、「家族や友人が集まり故人の思い出を語ることはグリーフケアにもつながる」という言葉もあり、お葬式とはまた少し変わった「お別れ会」の可能性も見えてきたように感じます。
著名人や経営者の方だけではなく、個人でもお別れ会を実施することができます。
お別れ会を成功させるためには、会場選びや、式次第、挨拶など様々な「幹事仕事」をしっかりとこなすことが重要になってきます。会の運営を専門会社に頼む人も増えてきました。
鎌倉新書は、日本初のお別れ会プロデュース専門サービス「Story」を運営しています。豊富な経験から、感動的な演出をご提供し、参加された皆様にご満足いただけるお別れ会をプロデュースしています。ご興味の有る方は、ぜひ一度ご相談ください。
(文・構成 小林憲行)
※本記事は、2015年12月17日に「いい葬儀マガジン」に掲載された記事を転載しています。
NHK「おはよう日本」でStoryが紹介されました
お別れ会・偲ぶ会というと、著名人や経営者の方が行うイメージがありますが、実は最近では一般の方が行うケースも少なくありません。そんな中で「何をどのように進めたらいいのかまったく分からない…」というご相談をいただくことも増え、そのようなお客様のご要望にお応えするために、私たち「Story」はお別れ会プロデュースを行っています。
「Story」では、参加される方々にご満足いただけるお別れ会をオーダーメイドでお創りします。ご相談やお見積りは無料で行っていますので、まずはお気軽にご相談ください。
創立50年を迎えた会社の創業者を見送る明るいお別れパーティー
小田急ホテルセンチュリーサザンタワー(東京・新宿)
家族、社員、仕事関係 42名
DIAMOND☆DOGS 森新吾さんお別れの会~白い星は永遠に~
5月7日博品館劇場で
博品館劇場(東京・銀座)
ありがとうを込めて
訪問看護遺族会
みのりカフェ(東京都葛飾区・金町駅)
ご遺族、医師・看護師・スタッフの方々 50名
その他の非公開事例も多くあります。お手軽なものから大々的なものまで
「こんなお別れ会できるの?」とお気軽にお問い合わせください。
Storyのお別れ会は、場所ありきで企画を決めるものではありません。
主催者の方の意見をお伺いして、企画の内容に沿った会場を探すところからお手伝いをいたします。
パーティー葬とは – 開催の流れ、費用、メリット・デメリット
「パーティー葬」とは、家族や親戚だけで葬儀や家族葬を行った後、日を改めて、明るいパーティーの雰囲気でお別れをする会のことを指します。 テレビなどで「お別れの会」や「偲ぶ会」という言葉を耳にしたことが...
病院や学校の“先生”とのお別れ会~費用相場はどれくらい?場所はどこで開催する?~
最近、病院の医師や大学の教授、学校の教員など、生前「先生」と呼ばれていた方々のお別れ会が増えています。患者や生徒として故人にお世話になった方が、ご恩返しの意味を込めて開催するのです。 お別れ会の具体...
お別れ会・偲ぶ会のプランのおすすめは?事前準備のポイントも解説
お別れ会・偲ぶ会とは お別れ会・偲ぶ会とは、亡くなった方と生前に親しかった方々が集まってお別れをする会のことで、家族・親族のみで執り行われる家族葬・密葬の後に行われるのが一般的です。 お別れ会は...
お別れ会・偲ぶ会は開催するべき?気になるメリットとデメリットとは?
お別れ会とは お別れ会とは、亡くなった方の友人・知人、仕事や趣味の関係者を招待して執り行われる、故人と最後のお別れをするための式典です。 今回は、葬儀とは別にお別れ会を開催することのメリット・デメ...
自由葬(無宗教葬)の流れ・式次第/注意すべきこと/葬儀後の過ごし方
無宗教の自由葬の特徴 自由葬とは、宗教儀式の決まりを取り入れず、自由な形式で執り行う葬儀のことです。 日本人の多くは、普段から宗教心を強く持っているわけではなくても、葬儀は仏式で行うものという観...
音楽葬(無宗教葬儀/自由葬)をするには?流れ・式次第/注意すべきこと
音楽葬とは? 音楽葬は宗教儀式を伴わない自由葬の一種で、美しい音楽の調べの中で故人とのお別れをする葬儀のことをいいます。 故人とゆかりのある楽曲を流すことで、音楽とともに故人との記憶を思い出...
故人を想う人が、故人との思い出を自由に表現する場をつくる。
それがわたしたちが考える新しいお別れのカタチ、"Story"です。
私たちは長年にわたり供養という業界から、お別れのカタチを見て考えてきました。
自分たちにふさわしいやり方で故人と向きあい、思い出を分かち合う場こそが、
わたしたちが考える新しいお別れのカタチです。
自分たちの心と故人のStoryが交わることで
故人との関係は途切れること無く継続していってほしい、
そんな思いから"Story"と名付けました。
世界で一つだけの "Story" を一緒につくりませんか?