お別れ会・偲ぶ会とは – 特徴、費用相場、開催の流れをご紹介
目次
お別れ会・偲ぶ会とは?
お別れ会・偲ぶ会とは、どなたかがお亡くなりになった時に、家族・親族だけで葬儀・火葬を行い(密葬)、その後に日を改めて、故人に縁(ゆかり)のある方が集まって故人とのお別れをする会のことです。「お別れの会」「感謝の会」とも呼ばれ、開催時期や場所にとらわれず故人を偲ぶことができます。
もともとは、著名人や芸能人など広く名を知られた人が関係者やファンの方のために、家族の葬儀とは別に開催することが多くありましたが、近年では、家族葬を選ぶ方が増えたこともあり、一般の方でもこういったお別れ会・偲ぶ会を開催するケースが増えています。
【参考記事】
お別れ会・偲ぶ会の特徴、開催形式
お別れ会・偲ぶ会の特徴は、葬儀とは違い、準備に時間のゆとりがあるため、「故人を偲ぶ」ことを重視し、より「その人らしい」お別れができることにあります。
献花などで故人とのお別れをすることが多いですが、故人が生前好きだった音楽や趣味をモチーフにした空間を創りだすなど、決められた形式はなく自由なスタイルで行うことができます。
服装も喪服である必要はなく、平服での参加を促している会が多いです。例えば、野球監督のお別れ会などではチームのユニフォームで参加する、というケースもありました。
お別れ会・偲ぶ会を開催する時期としては、家族葬や密葬のあと四十九日や一周忌に合わせて、参列者の集まりやすい土日に、交通の便のよいところで行われることが多いです。とはいえ、いつ行うかにも決まりはないので、生前に「感謝の会」として行ったり、三回忌や同窓会などのタイミングでお別れ会も兼ねて行うなど、「偲びたいと思ったときにみんなで集まって偲べる」ことも特徴といえます。
会費制パーティー形式のお別れ会
お別れ会・偲ぶ会は、会費制のパーティー形式で行われることが多いです。
会費制にすることで主催者の負担を減らして開催することができることと、会場や料理を立食のビュッフェ形式にすることで、当日になって想像以上の人が参加したり、キャンセルが多かった場合でも、柔軟に対応できるのが会費制のメリットです。
セレモニー形式のお別れ会
セレモニー形式のお別れ会は、一般的な葬儀・告別式に近い形で行われます。会場正面に生花祭壇などを飾り、故人の経歴紹介や発起人挨拶、参列者の弔辞などを行った後に、参列者一人ひとりが献花を行っていく流れとなるケースが多いです。
法人のお別れ会(社葬、団体葬)
会社などの法人主催で行われる「社葬」や「団体葬」も、お別れ会のスタイルの一つといえます。
社葬といえば、かつては大企業の経営者などが亡くなったときに行われるような数百名が参列する大規模なものが主流でしたが、近年では、法人のお別れ会という形で、形式ばらず故人の生き様や仕事で得た哲学などを伝え、継承したいというニーズが広がっています。そのため、中小企業の創業者や、会社に貢献をした社員を企業主催で自由なスタイルで偲ぶ100名程度のお別れ会が増えています。
お別れ会・偲ぶ会の事例を紹介
下記では、お別れ会・偲ぶ会のプロデュースサービス「Story(ストーリー)」での実際に行ったお別れ会の事例をご紹介しています。お別れ会・偲ぶ会のスタイルを考える際の参考にしていただければ幸いです。
【お別れ会の事例一覧】
まずは、お気軽にご相談ください
(相談無料)
- 専任のプロデューサーがついてお別れ会をトータルでサポート
- ご希望の会場や招待人数から予算の範囲内でご提案
- ご相談は無料。お申し込み時には、明瞭なお見積りをご提示
お別れ会にかかる費用、会費の相場
お別れ会を開く場合、一般的には主催者側が費用の大半を負担することが多いです。しかし一方で、友人などが主催してお別れ会を開く場合には、それぞれ会費を持ち寄って開催するケースもあります。
大抵の場合、お別れ会にかかる費用で一番大きいものは会場費用です。レストランなどで開催する場合は、料理代の中に会場費用が含まれていることもあります。
会費制の場合、一人あたり8,000円から15,000円の範囲で行われることが多いようです。これは、会場費用と飲食代、返礼品等、実際にかかる費用の頭割りに近い金額となります。お通夜・お葬儀に出たときのお香典の額とほぼ同じか、少し多いぐらいの金額が会費になる傾向があります。
【関連記事】
お別れ会の時期、日程の決め方
お別れ会を行う時期に決まりはなく、いつでも開催可能です。四十九日の前後、葬儀から約1~2カ月後に行うケースが多いですが、一周忌やお亡くなりから5年・10年といった節目や、同窓会と兼ねたタイミングで行うこともあります。
事前に日程を決めて時間的余裕があることで、故人と親しかった方の多くが参加でき、思い思いに故人との最後のお別れをできるのがお別れ会の特長なので、遺族と参列者の事情を考慮した上で最終的な日程を決定すると良いでしょう。
【関連記事】
お別れ会の開催場所の選び方
お別れ会を行う場所は、葬儀や告別式とは異なり、さまざまな選択肢の中から選べます。故人のイメージや参列者の規模に合わせ、明るくて華やかな会場で行われるケースも多く見られます。
会場の例としては、ホテル、レストラン、セレモニーホールがあげられます。ホテルといえば結婚式のイメージが強いと思われますが、お別れ会を開催できるホテルも少なくありません。食事形式や演出方法も充実しているので、参列者をもてなすことを考えれば最適といえます。
しかし実際にはお別れ会の開催に不慣れだったり制約がある会場も多いため、会場の決定には十分な下調べが必要です。会場選びに不安がある場合は、Storyでもご相談を承っています。
【関連記事】
まずは、お気軽にご相談ください
(相談無料)
- 専任のプロデューサーがついてお別れ会をトータルでサポート
- ご希望の会場や招待人数から予算の範囲内でご提案
- ご相談は無料。お申し込み時には、明瞭なお見積りをご提示
お別れ会を実施するときの流れ
-
1. お打ち合わせ
故人への想い、ご要望などをお伺いしその内容をもとに、その人らしいお別れ会のご提案をいたします。
-
2. 会場決定
お客様のご要望に合わせて会場候補をご提案いたします。
-
3. 人数・日取り決定
参加人数や、集まれそうな日程を検討します。リストの作成や案内状の送付のお手伝いも可能です。
-
4. コンセプト決定
故人の個性、ストーリーを表現するコンセプトをお作りし、ご提案いたします。
-
5. アイデア出し、準備
コンセプトを元にご一緒にアイデアを出しながら具体的なイメージを作っていきます。
-
6. お別れ会当日
当日は進行に合わせて、担当プランナーがサポートします。
お別れ会・偲ぶ会をプロデュース Story(ストーリー)
お別れ会・偲ぶ会のプロデュースサービス「Story(ストーリー)」では、形式に拘らない自由な「お別れ会・偲ぶ会」で、その人らしいお別れの場をオーダーメイドいたします。
オーダーメイドでその人らしく
Story(ストーリー)では、お見積りを明確にお伝えしたうえで、その人らしいお別れ会・偲ぶ会をオーダーメイドでお創りいたします。私たちは、お別れ会・偲ぶ会で一番重要なことは「故人を想う気持ち」だと考えています。どのような会にしたいのか、どのような思いを伝えたいのかをお伺いして、一つずつかたちにしていくお手伝いをいたします。
主催者やご遺族の負担を軽く
Story(ストーリー)では、ご予算や参加人数に応じて会場手配、友人関係の整理、名簿作成、案内状発送、故人を偲ぶ空間の演出、献花、司会台本作成、当日運営などをお手伝いします。手間のかかる準備や当日運営を代行することで、主催者やご遺族の負担を軽くして故人と向き合う大切な時間にあてていただけます。
また、参加人数が読みにくいお別れ会で当日混乱しないように、経験豊富なスタッフが場所や飲食の量、会場レイアウトや献花などの誘導方法について、ホテルやレストランと交渉しながら手配いたします。
開催地域も、東京、埼玉、神奈川、千葉、大阪、京都、愛知など全国で行っておりますのでお気軽にご相談ください。
企画から演出・運営まで丁寧にサポート
多くのお客さまは、不安を感じながらご相談に来てくださいます。故人への想いがあるのに進め方が分からない、という方も多いです。はじめはコンセプトがまとまっていなくても大丈夫。皆さまが自信をもって誇れるお別れ会になるよう、私たちが最後までサポートいたします。
Storyのお別れ会は、「~しなければいけない」のルールは全くありません。まずは大切な方への想いだけを持ってきてください。
Story(ストーリー)が提案する「新しいお別れのカタチ」
日本人とお葬式。ずっと変わらないこの儀式について考えると、それは大切な人との「お別れ」の時間といえます。しかし故人とのご縁は、これで途切れてしまうのでしょうか。そういえば、お葬式には「共に生きたつながり」を感じる場面はあったでしょうか。
儀式よりご縁。
お葬式には足りなかったものがある。ご縁のあった人たちと「つながり」を共有する時間が必要ではないだろうかと思い、創りあげたサービスが「Story」です。
よく生きた人間には、かならず印象深いストーリー(物語)があります。
生きざまと出会い、愛した人たちと、ともに語らう。そして、お別れを、ひとりひとりの未来を照らす灯りに変える。
そんなバトンタッチこそ、残された人間にとって大切な癒しや希望になるのではないでしょうか。
まずは、お気軽にご相談ください
(相談無料)
- 専任のプロデューサーがついてお別れ会をトータルでサポート
- ご希望の会場や招待人数から予算の範囲内でご提案
- ご相談は無料。お申し込み時には、明瞭なお見積りをご提示
NHK「おはよう日本」でStoryが紹介されました