お別れの会・偲ぶ会の式次第、司会の役割【お別れ会の進め方】
お別れの会(偲ぶ会)は、一般的な葬儀と違って、形式に捉われずに故人を偲ぶことができるものです。自由なスタイルで故人を偲ぶことができるのが最大の特徴であり、より故人を偲べるような形のお別れ会を開くことができます。
式次第や司会者も自分たちで自由に決められるのが特長ですが、その反面、打ち合わせの中でどのようなお別れ会にするかを決めることが重要になってきます。
ここでは、どのようにお別れの会の式次第や司会を決めていくのかを見ていきましょう。
お別れの会の式次第はどうやって決める?
基本的にお別れの会の式の進め方には決まりがないので、自由なスタイルや演出で行うことができます。
そのため、どのようなお別れの会を行うのか、イメージはどのようなものか、規模はどのくらいか、どこで行うか、祭壇の予算などをそれぞれ決める必要性があります。
一般的な流れとして、参加者入場から献花、開式の辞、黙祷、思い出のスライド、お別れの言葉、献杯、ご歓談、御礼の言葉、閉式の辞、参加者退出と順に行うことが多いです。
自由なスタイルではありますが、黙祷、焼香、献花、弔辞などを行う時間は入れたほうが良いとされています。あとは打ち合わせの中でやりたいことを決めていく形になります。
お別れの会の司会は誰が務めるべき?
一般的に、お別れの会は遺族の代表者が司会を務めることが多いです。
しかし、必ず遺族の代表者でなければならないわけではありません。お別れの会の会場や宗教スタイルによって左右されることもあります。
お別れの会を行う場合、基本的に亡くなってから2週間や1カ月後に執り行われることが多く、遺族も気持ちが落ち着いてくるので余裕を持って話を聞くことができます。
また内容に決まりはなく、執り行われることも黙祷、焼香、献花、弔辞など必要最低限の故人に対する時間を設ける形になるので、司会進行によってメリハリをつけないといけない場面も少なくありません。
そのような場合、お別れの会を進行させる司会者はプロに任せる、という選択肢もあります。
お別れ会を成功させるためには、会場選びや、式次第、挨拶などさまざまな「幹事仕事」をしっかりとこなすことが重要になってきます。最近では、会の運営を専門会社に頼む人も増えてきました。
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※本記事は、2017年9月16日に「いい葬儀マガジン」に掲載された記事を転載しています。
NHK「おはよう日本」でStoryが紹介されました