パーティー葬とは – 開催の流れ、費用、メリット・デメリット
「パーティー葬」とは、家族や親戚だけで葬儀や家族葬を行った後、日を改めて、明るいパーティーの雰囲気でお別れをする会のことを指します。
テレビなどで「お別れの会」や「偲ぶ会」という言葉を耳にしたことがある方もいるでしょう。近年ではさまざまなスタイルのお別れ会・偲ぶ会が行われるようになり、著名人以外でも開催する方が増えています。そんな中で「パーティー葬」は、故人様との楽しかった思い出を心に蘇らせることで、残された方々の心が癒やされ、前向きに歩み出せる機会としても注目されています。
当記事では、「パーティー葬」の内容や流れ、費用について紹介します。
目次
パーティー葬とは
近年では、故人とのお別れの時間をゆっくり取りたいなどの理由から、家族や近しい人だけで送る家族葬が人気になっています。そのため、友人や知人、会社関係や近所の人など一般の方がお別れをする機会として、日を改めて「お別れ会」が開催されることが増えています。
中でも「パーティー葬」は、ただ悲しむだけではなく、故人の人生を称え、楽しかった思い出を語り合う、明るく前向きな会として近年注目を集めています。
故人の好きだった音楽や、思い出の映像などを流し、食事をしながら偲ぶスタイルの「パーティー葬」は、ホテルの宴会場や、レストラン、バーベキュー場など思い思いの場所で開催することができます。
故人とのお別れの儀式も、焼香の代わりに献花が行われることが多く、また「お別れのセレモニー」として皆で歌を合唱したり、故人に対し「ありがとう」と拍手で送ることもあります。
パーティー葬の費用
「パーティー葬」の費用は、どのような場所で、どのような形式で行うか、そして人数によっても大きく変わりますが、100万円前後となることが多いです。
香典は受け取らず、会費制にする場合も多く見られます。
パーティー葬のメリット・デメリット
パーティー葬のメリット
場所を選べる
会の目的によって、公共交通機関でアクセスしやすい場所、駐車場がたくさんある場所などが選べるので、より多くの方に参加してほしい場合はメリットとなります。
自由に組み立てられる
例えばお花の色は白に限らず、故人の好きだった色などを取り入れることも可能。食事も軽食にするのか、ドリンクだけにするのかなど自由に考えることができるのもメリットです。
明るく前向きになれる
突然の訃報を受けて参列する葬儀は、哀悼するだけの時間となってしまいますが、日を改めて行われるパーティー葬では、故人と過ごした日々をじっくり思い出し、ゆっくり語り合うことができるため、明るく前向きな気持ちになれることが最大のメリットです。
パーティー葬のデメリット
“自力”で行う場合、労力がかかる
自由なスタイルだからこそ、会場選びはどのようにしたらよいか、どうやって取りまとめたらよいかなどの知識や工夫が必要になります。また、会場側も「お別れ会」の実施経験や知識がないケースが多く、準備に時間が取られてしまい、余計に主催者自身や幹事グループに負担がかかることが少なくありません。
パーティー葬を開催するときのポイント
「パーティー葬」は、手配した会場スタッフに依頼するものと思われがちですが、やはり、お別れ会・偲ぶ会に知見のある専門会社に依頼するのが、会を成功させる近道であると言えます。
あくまでも会の目的は、参加する方々が「故人とのお別れ」をできる場を用意すること。そのためにはまず正しい知識が必要になります。
その知識に基づいたうえで、故人の人柄が感じられるような会場選びや装飾、式次第、挨拶などの“幹事の仕事”をしっかりと行うことが成功の鍵となります。
これまで多くのお別れ会・偲ぶ会をプロデュースしてきた「Story」でも、その経験をもとに、皆様にご満足いただける「パーティー葬」を行うためのサポートをしています。まずは相談や見積もりだけでも受け付けていますので、お気軽にご相談ください。
NHK「おはよう日本」でStoryが紹介されました