生前、毎日通ってたカフェで開く偲ぶ会。旬の加賀野菜でおもてなし

生前、毎日通ってたカフェで開く偲ぶ会。旬の加賀野菜でおもてなし

海洋散骨のトップランナー、ブルーオーシャンセレモニーが運営する終活コミュニティカフェ、BLUE OCEAN CAFE(ブルーオーシャンカフェ)で、8月14日、偲ぶ会が開かれました。

日ごろ、海の上でのお別れ会を行っている同社にとって、初めての“カフェでのお別れ”。どんなセレモニーだったのでしょうか?

今回は、BLUE OCEAN CAFEでの偲ぶ会の模様をお伝えします。

毎朝、コーヒーを楽しんでいたカフェでお別れの会

今回、偲ぶ会でお送りするのは、フレンチのシェフ、森田健三さんです。

BLUE OCEAN CAFEのある東京・住吉でフレンチレストランを営んでいました。BLUE OCEAN CAFEのスイーツを作ってくれたり、カフェでのイベントの際には料理も作ってくれました。

そんな森田さんの日課が、毎朝、出勤前にBLUE OCEAN CAFEでおいしいコーヒーを飲むこと。必ず立ち寄って、コーヒーを楽しんでいたそうです。

こうしたつながりもあって、森田さんの偲ぶ会は、このカフェで開かれることになりました。

祭壇は日比谷花壇が飾る生花祭壇。

故人の愛したカフェの雰囲気に合わせて、海イメージさせる色合いにしました。青いアジサイがとてもきれいです。  

偲ぶ会の式次第

偲ぶ会の流れは普通のお葬式と似ていますが、その内容はもちろん開会の時間や会場などは、遺族が比較的自由に決めることができます。

今回の偲ぶ会では、受付開始は16時、開会は17時からとなりました。

受付をすませた方から祭壇に献花をします。

開会の時間になると、まず全員で黙祷(もくとう)して故人の冥福を祈ります。

続いて、喪主の挨拶です。

献杯をしたら食事の時間。

シェフの料理の説明の後、想い出スライドが上映される中、故人と生前親交のあった方々が食事と会話を楽しみました。

全国から料理のプロが集うお別れ会!料理を担当するのは?

森田さんは、住吉でレストランを開業する前には、全国の有名なホテルやレストランで活躍してきた、知る人ぞ知るフレンチのシェフです。

また同時に、後輩たちの育成にも励んできました。

そのため、偲ぶ会にも、全国から一流のシェフたちが集まります。

でも、一線で活躍するシェフをおもてなしする料理って、ちょっとハードルが高そうです……

そんな大役を引き受けてくれたのが、かつてはヒルトンで腕を振るい、現在は石川県金沢市で野菜をメインにしたレストラン、Au milieu de la vie(オー ミリュー ドゥ ラ ヴィ)を開いている澤田謙二シェフです。

澤田シェフは「これまで野菜、野菜とやってきていますが、その流れを作ってくださったのが、森田さんです」と言います。

故人は今から30年前、澤田シェフが初めて務めたホテルのレストランのシェフでした。

しかし、毎日17時間以上、ホテルの利用客数百人分の食事を作る中、そんな仕事に疑問を覚えた澤田シェフは、森田さんに「料理は好きだけど、やりたかった仕事とは違う」と相談をしたそうです。

当時、料理の世界では、新人がそんなことを言ったら「馬鹿野郎!」とどやされるような時代です。ところが森田さんは、そんな澤田シェフの話を叱らずに聞いてくれてた上で、ただ「ほかのお店を紹介しても、我慢ができない人は紹介先もすぐに辞めてしまい、相手に迷惑をかけてしまう恐れもある。3年は今の職場で我慢しなさい」とアドバイスをしてくれました。

「30年前のことです。ちょうど僕としても節目ですし、これも何かのご縁かなと思います」と楽しそうにお話ししてくれました。

 

当日は、金沢から野菜をメインに取れたての食材を持って会場にやってきました。

「森田さんが野菜の道を僕に作ってくれたから今がある。だから今日は、恩返しというか野菜尽くしのメニューを用意しました。野菜しかないといってもいいくらいです。材料は全部、北陸から持ってきました。『なんだよ、野菜ばっかりじゃないか?』と故人にも言われそうですけど、『今は野菜の時代です』って伝えたいです

5種類のトマトに塩で食べる水ナス

今回の料理の中で、澤田シェフのおすすめはたくさんありますが、強いて3つに絞っていただいたのが、トマト、ナス、そしてウリです。

この時期のトマトはすべて露地栽培です。今年は天気も良く、雨が少なかったので例年以上にトマトはおいしくなっているそうで、中でも選りすぐりのトマト5種がテーブルに並びました。

またトマトの仲間の食用ホオズキもありました。こちらは正式名称はストロベリートマトと言って、食べるためのホオズキです。

続いて、水ナス。一般的に、夏のナスの食べ方は漬物にするというのが定番ですが、水ナスの特徴は水分を豊富に含んでいるということ。漬物にして水を抜いてしまったらせっかくの特徴を失ってしまうので、皮をむいてちょっと水をくぐらせて、塩で食べます。

そしてウリ。夏はキュウリもおいしいのですが、この時期はややキュウリの時期は失してしまっているため、食べごろのウリを用意したそうです。

 

これなら全国から集まったシェフたちも納得です。

お葬式の後でもできる偲ぶ会

今、お葬式の後で開く偲ぶ会やお別れ会が、少しずつ注目を集め始めています。

「亡くなった直後ではまだ気持ちの整理ついておらず、納得のいくお別れができなかった」

「お葬式の価値がわからなかったから直葬にしたけど後になって後悔した」

「故人の希望で時間をおいてお別れ会を開いた」

など、こうした会を開く遺族の想いはさまざまです。

時間に追われることなくゆっくりと準備ができるため、本来の意味でオーダーメイドのお葬式ができるのも、好まれているのかもしれません。

 

特に「故人は明るい人だったので、楽しいお別れにしたい」という方は、偲ぶ会やお別れ会を考えてみるのもおすすめです。

生前お世話になった方と自分だったらどんなお別れがしたいか?そんなことを考えてみるのも大切な終活ではないでしょうか。  

(取材・小林憲行)


※本記事は、2016年9月1日に「いい葬儀マガジン」に掲載された記事を転載しています。


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